越前(福井県)の武士の家に生まれた。のちに家族とともに京都に移り、公家に仕えた。
公家に仕えるうちに浄瑠璃に親しみ、作者となった。『世継曾我』が評判となった。
語り手の竹本義太夫のために『出世景清』を書いた。新しい浄瑠璃の始まりとされ、二人の組み合わせが大坂の人々を引きつけた。
京都の名優・坂田藤十郎のために、歌舞伎の脚本も多く書いた。
大坂で実際に起きた心中事件をもとに『曽根崎心中』を書き、大当たりとなった。町人の恋や義理と人情の板ばさみをえがく「世話物」の始まりとなった。
竹本座の専属の作者となり、浄瑠璃に力を注いだ。
明の復興のために戦う英雄をえがいた『国性爺合戦』を書き、17か月も上演が続く大ヒットとなった。
『心中天網島』を書いた。心中物の傑作とされる。人の心の真実をえがこうとし、「芸は虚と実の間にある」と語ったと伝わる。
大坂で亡くなった。「日本のシェークスピア」ともよばれる。
井原西鶴関孝和松尾芭蕉徳川綱吉新井白石尾形光琳柳沢吉保荻原重秀
教科書や伝記で確かめられる事実をもとにしています。不確かなことは「諸説あり」「と伝わる」としています。